2015年

7月1日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2015-07-01 00:48:35 (1734 ヒット)

 6/29月曜日。一月半に及ぶ長い講義と実習が終わった。さすがに相当消耗した。しかし嬉しいことに最後の実習で脾細胞のNO産生がしっかりと観察された。ぶっつけ本番だった。十分免疫したマウスから脾細胞を取り出し、抗原で刺激した。脾細胞中にはT細胞とともにマクロファージが存在する。免疫によってTh1が誘導されれば、Th1はIFNγを産生するのでマクロファージを抗原特異的に刺激してNO産生を促進するだろう。しかし講師に頼んだリハーサル実験では結果はnegativeだった。私は細胞数が足りないと考えて10倍の細胞数をシャーレに撒くように指示した。幸いにも多くの班で抗原特異的にNO産生が認められた。少数ながら写真のように抗原peptideでも刺激がうまくいっている例もあった。抗体と違ってT細胞応答を示す実習はクリアカットに結果を示すことがかなり難しい。しかしこの方法は学生でもうまくいく。これは望外な大きな発見だった。学生諸君はなぜ脾細胞の培養で抗原を入れた時にNO産生が検出されたのか?そのメカニズムをしっかり説明できるようにしておいてほしい。私は何度も講義したはずだ。

印刷用ページ このニュースを友達に送る

投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。