2015年

9月24日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2015-09-24 18:36:14 (2700 ヒット)

 トムソンロイター社の予想では日本人候補は小胞体ストレスの森先生とTレグの坂口先生がノミネートされているそうだ。お、今年の慶應医学賞のDr. Jeffrey Gordonも入っているではないか。ノーベル賞委員会は大方の予想をはずすことを密かな楽しみとしている(ように思える)ので予想は全くあてにはならないが。私的には今年こそレプチンにあげたいが。予想外に速くCTLA4とPD1(抗腫瘍免疫増強による癌治療)も来るかも。カロリンスカから当ラボに来ているポスドクに聞くと、CRISPRじゃないかという。最近発見者のひとりの女性研究者がカロリンスカ研究所に講演で呼ばれたのだと言う。こういうある時期に委員会から?講演に呼ばれて受賞というのは先例があるらしく、これはかなり可能性の高い予想かもしれない。
私がなぜレプチンに肩入れしているかというと、大学院を出てすぐのころFriedmanらのNature論文に衝撃を受けたからだ。当時全く遺伝学の知識がなくて相当苦労して論文を読んだのを覚えている。遺伝子をみつけてみるとそれが分泌性のホルモンだったわけで、脂肪組織由来のホルモンが神経活動に影響を与えるという発見は素人目にもものすごいことのように思えたのだった。その10数年度JAK-STATの研究に乗り出したころレプチンもJAK-STAT3を使っていることが明らかにされてさらに深い因縁を感じたのだった。

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