2015年

11月21日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2015-11-21 16:06:30 (1937 ヒット)

 Dear Dr.Yoshimura:
I am pleased to inform you that your manuscript INTIMM-15-0144.R1 is accepted for publication in International Immunology.
これはうれしいが
I notice that there may be a grammatical error in the title of text. You will be contacted for correction.
とある。タイトルに文法ミス?実はもとの論文タイトルからインパクトを出したいと急に変更したのだった
Innate-like function of memory Th17 cells promotes endotoxin-induced acute lung inflammation by producing IL-22“どこがへんなんだろうか?
ともかくこの論文の重要な発見は今まで獲得免疫は抗原特異性が命のように言われて来たが、メモリーT細胞は実は抗原刺激がなくてもサイトカインの刺激で獲得免疫系サイトカインを放出して自然免疫を活性化できることを示したこと。今回の場合はメモリ−Th17はIL1+IL-23でIL-22を放出して肺の急性炎症を増悪化させる。IL-17ではなくIL-22が重要というのも驚きの発見だと思う。実は最近似たような話でIL-33で刺激するとメモリーTh2からTh2サイトカインが出てくることがNature Immunologyに報告されたので、概念としては先を越されてしまった。最初はJ.Immunol.に出したのだがこの論文の価値を全く理解してもらえなかった。IIはIFではだいぶ落ちるが、決してコメントはやさしくない。学生にとってもコメントにきちんと答えるように実験することは論文の質を上げるだけでなく、科学的な批判に答えるプロセスを学ぶ極めて重要な経験だと思う。ただ何のことはない。コメントの多くは実は教授はとうの昔に指摘している。reviewerに言われてしぶしぶ納得することになる。そうやってこの世界の成り立ちを覚えて行くだろう。

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