2016年

4月14日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2016-04-14 10:02:07 (2882 ヒット)

新学期になって学生は気分も新たに張り切っていると思うが、親にとっては学納金を納める憂うつな季節でもある。私も子供が通う大学(私立)から催促が来てため息がでる。私自身も学生さんからの学納金から給料をもらっている身分なので文句は言えないが、大学生の仕送りは年々減少しており、親に頼らずに学費や生活費を自分で工面しなければならない学生も多い。そのような苦学生には頭が下がるが、出来る限り奨学金を充実させて経済的な理由で学業を断念する若者を減らしてもらいたいものだ。返済義務のない給付型を新設するか議論されている議員のトンデモ発言もあったが、現状をご存じないのだろう。メリカ大統領選挙でも大学生のローンの過重な返済が若者の不満となってサンダース候補の支持につながっていると言う。アメリカの大学生の苦境についてはこちらの竹内先生の論評が詳しい

しかし大学生よりももっと手当が必要なのは義務教育の小さい子供たちだ。ユニセフの「子供のいる世帯の所得格差」調査で日本は 41カ国中ワースト8位だそうだ。子供は親を選べない。子供の貧困問題は国が最優先でなんとかすべきだろう。

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