2016年

6月5日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2016-06-05 14:00:05 (1872 ヒット)

 今日の午前中のシンポジウムの最初の講演はYale大学の先生で大変面白かった。不明を恥じるべきだろうが実は昨年にNature Medcineと以前Cell Metablismに論文が出ている。NLRP3インフラマゾームによる炎症が加齢によるボケを促進するらしい。高齢のNLRP3欠損マウスは野生型マウスよりも記憶学習能力が高いという。ところでカロリー制限をすると寿命が延びることはよく知られている。この先生たちはカロリー制限で増えるBHB(3ヒドロキシ酢酸)がなんとNLRP3インフラマゾームの活性化を抑制することをつきとめた。BHBは尿酸結晶による痛風発作を抑える。BHBがどうやってインフラマゾームを抑えるのか不思議だがK+レベルを調節することで抑えるらしい。BHBは不安定だがケトン食で増やすことができるそうだ。私もつい2,3日前に痛風発作で苦しんだ。しかも頭のインフラマゾームの活性化は痴ほう症を促進するというではないか。確かに最近物忘れは激しいし、時々意識もなくなる(別の理由か?)。あわてて先生に『ヒトでもケトン食出来るのか?』と聞きに行った。何かごちゃごちゃ副作用もあるとか言っていたが、糖質を抑えた食事でもいいという。そうか今はやりの『糖質ダイエット』か。これで痛風とボケを抑えられるなら早速取り組もう。といいつつランチョンで出されたご飯を完食してしまう自分が情けない。
 

(なお論文では正確には『 slows age-related degenerative changes』と言っておりボケない、とかは言っていない)

印刷用ページ このニュースを友達に送る

投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。