2017年

5月28日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2017-05-28 08:34:53 (1613 ヒット)

 25日はコネチカットで独立した稲葉さんが訪ねて来てくれた。セミナーでは彼女が発見した生殖幹細胞に突起(ナノチューブ)が出ていてニッチ細胞に潜り込んでそこでシグナルを発生するという非常に興味深い話をしてくれた。解説を読んだ時はよくわからなかったのだが、セミナーを聞いてはじめて理解できた。リガンド(DPP)も受容体も突起の先端に濃縮されている。シグナル伝達をやっているとつい受容体は細胞表面に均一に分布すると考えがちだ。試験管内ではそうなのかもしれないが実際の身体のなかではもしかしたらこういう受容体とリガンドの局所的に濃厚な接触は普遍的に存在するのかもしれない。面白い現象をみつけて分子生物学の手法を用いてメカニズムを明らかにするのは「王道」に近い研究手法だろう。さらに普遍化できればものすごい。ぜひ発展させて欲しいものだ。
夜は九州もつ鍋『角源』で一杯。もちろん一杯ですまないが。彼女の京大、久留米、九大から医科研を経て押しかけるようにようにして山下研に留学という波乱の経歴で盛り上がる。もちろん学位審査での武勇伝も。博多名物「もつ鍋」は久しぶりだったようだ。

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