2017年

6月6日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2017-06-06 08:22:32 (1178 ヒット)

 今年は学部講義に大きな変更を加えた。ひとつは出席をとらないことにした。私の系統講義は教科書の抜粋がほとんどなので自分で勉強することも可能だ。『自分でやれると思ったら出て来なくてよい』と言い放った。案の定、通常30人くらいで朝早いと20名くらいしか出席していない。しかし出ている者はかなり熱心に聞いてくれているし、出席をとったり寝ている者を起したりするストレスがないので極めて快適である。今まで『無理にでも出席させて勉強時間を確保させる』ことが重要と考えていたがそれは間違いだった。もうひとつは『板書』を導入したこと。小安先生のように板書を中心にしてスライドは補助的に使うのが理想なのだろう。ただ私の文字は汚いのでiPadProを購入してpower-pointで文字が出てくるようにした。iPadProだとさらに手書きで書き足すこともできる。すごい文明の利器だ。講義では資料用の中央のスライドと板書用の側面のスライドの2つが映し出されているのだが、初めての試みなのでまだうまくシンクロできていない。iPadProも頻繁に停止する。資料スライドの順番が板書と異なることもある。このあたりは以降改善したい。しかし学生にとっては板書内のことだけを集中して覚えればよいので試験前にはかなり楽になるだろう。試験は完全筆記とすることにした。もうレポートでの救済などせずに淡々と行なう。講義が終わるとすぐに書き出した板書や問題の解答も記した資料も授業支援システムにuploadしている。しかしこれをdown-loadする学生はやはり30名くらいしかいない。講義にも出ずに板書内容も見ないでは記述試験はかなり難しいと思うが慶應の学生は信じられないくらい優秀なので出ていない者はきっと「自分で勉強すれば十分」と思っているのだろう。それはそれで大いに結構なことだ。

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