2018年

8月24日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2018-08-24 08:33:35 (6501 ヒット)

 鹿児島から戻ってすぐに某研究補助金の最終報告書を書き始める。いや実はサマースクールの間中、他の先生の話は聞かずに部屋にこもって書いていたのだが全然終わらない。額も大きいのでしかたないが40ページくらいにはなりそうだ。つくづく「もらえなくて地獄、もらっても地獄か」と嘆いてもはじまらない。
「○○と乞食(もしくは坊主)は3日やったらやめられない」という。○○には政治家とか医者とか入るが教授もそのひとつだ。とんでもない、私は1日も早くやめたいのだが、某有名な教授にぼやくと「僕は報告書なんか書いたことあらへんで。申請書もない」。なるほどこんな先生がおるから「3日やったらやめられない」と言われるのか、と感心する。その先生を含むある門下では代々「雑用はすべて部下がやる」というのが伝統らしい。立派なお弟子さんたちがたくさん巣立っていることからすると「雑用は教授がやるからその時間は実験してほしい」というのはダメなのかもしれない。結局「雑用やらなくて済んだ時間は遊んでいる」ということかも。でも私なんぞは「ろくなアイデアもないのだから雑用くらいしかできんだろ」と言われるのがオチかもしれない。

8/25 一日かけて報告書を書き上げる。何が大変かって難しいのは3~5年前の学会発表の情報を集めることだ。ネットに出てるのもあるが出ていないのも多い。ちゃんと記録を残してなかったお前が悪いと言われればそれまでだが。数年おきに同じことをしている。もう治しようがない。

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