2018年
9月5日
先週27日夜会合で新宿まで行く。途中で稲光がして近くに雷が落ちた様子が見えた。これはすごい。次は写真に収めようとのそのそしているうちにものすごいゲリラ豪雨になった。この5分の遅れでびしょ濡れ。折りたたみ傘など全く役に立たない。つまらないことをしたと後悔。昨日の台風21号はものすごい勢力だったのだろう。中心からだいぶ離れた東京でも風が普通の台風くらいあったような気がする。自然は侮れない。ニュースで大阪の街でこの台風のなかを歩いている人たちを映し出していた。なんでこんな日に外出?と思うが新宿のゲリラ豪雨のことを思い出して「きっと自分もそうしてしまうのだろう」。
9/1,2 恒例の免疫適塾。理研の岡田先生のイメージングは映像がすごい。話も大変面白かった。雨でソフトボール大会は流れたが、この頃妙に胸が痛く(ときめくとか騒ぐではなく)なる自分としてはなぜかほっとする。で、早く家に戻ったので録画したカンブリア宮殿を見る。今回も感動モノだった。倒産寸前だった撚糸会社を技術開発で一発逆転。「下町ロケット」を地でいく中小企業のサクセスストーリーだ。数々の実験と失敗を繰り返してようやく新しい糸を開発。しかしそれでめでたしではない。これを編んで布にしてくれる会社が必要なのだ。何軒も探し回ってようやく小さな同じく倒産寸前の企業を見つけて、さらに技術的な困難を乗り越えてようやくタオルを開発。まるでどこかの小説で読んだ話のようだ(いや小説の方がこの話をモデルにしたのかも)。ベンチャーの話も感動したが理系人間としてはこちらのほうがより親しみを感じる。自分も頑張ろうという気にさせられる。我ながらつくづく単純な人間なんだと思う。
さっそくそのタオルを買おうとネットをみると軒並み「品切れ」。同じ単純人間が多いんだと納得。
台風もだがそれ以上に仰天したニュース。政府が原則70歳まで働けるよう企業に努力目標をおしつけるという。定年を指折り数えて待っている人もいるのに。アカデミアではますます若手のポストが減るので活力が失われると思う。
9/6 朝 北海道で強い地震。土砂崩れも発生している。広く停電しているそうだ。北大や札医の知り合いは大丈夫だろうか。
今回の停電は発電所の破損ではなく厚真町の発電所の緊急停止による需給バランスが崩れから北海道全域に広がった「ブラックアウト」らしい。