2019年

4月11日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2019-04-11 17:49:36 (2075 ヒット)

本年度のAMEDのCREST、PRIMEの公募が始まった「適応・修復」領域は2年目でCREST3~5件程度、PRIME8~12件程度の採択をめざしている。ぜひ多くのかたに応募していただきたい。全くもって個人的な見解であるが本年度は「修復、再生」の本質をつくような「細胞間相互作用」に注目したいと思っていた。例えば哺乳類では組織損傷の後には必ず「炎症」が起き、炎症なくしては修復もない。一方で過剰あるいは慢性的な炎症は修復を妨げることが多い。組織修復に炎症は避けて通れないのだが、常々炎症細胞のそのものの研究というよりは炎症細胞と組織細胞、組織幹細胞との相互作用に注目したいと思っていた(全く一例で個人の見解です)。もちろん炎症を伴わないような組織応答もあっていい。もう一点最近認識を改めたのが、組織の破壊に伴う線維化や瘢痕形成は不可逆ではなく可逆的で正常に戻せる可能性があるということ。そんな夢のある研究が出てくるといい。手法としては複雑な組織の4次元解析なので一細胞RNA解析などがバンバンできるといいが、これは相当の設備とお金がかかる。国として支援を考えるべきだろう。
と思っていたらなんと今年から始まるJSTのほうのCREST、さきがけのテーマそれぞれ「多細胞での時空間的相互作用の理解をめざした定量的解析基盤の創出」(松田先生)「多細胞システムにおける細胞間相互作用とそのダイナミクス」(高橋先生)ではないか。京大チームか。『もろかぶり』とも言えなくはないが互いに切磋琢磨ができるといい。公募説明会(4/25)(登録が必要。こちらから)までに当領域のアピール点を考えておきたい。大きな声では言えないが「さきがけ」とPRIMEは全く別制度なので両方出すことも可能。

 

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