2019年

5月11日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2019-05-11 11:57:35 (919 ヒット)

昨日はテキサスのサウスウエスタン大学に留学中の若手研究者が訪ねてきたのでセミナーをしてもらった。そのあといつもの「もつ鍋屋」さんで会食。かなり話が盛り上がって相当飲んだ。これもいつものごとく、どうやって帰ったのか記憶がない。気がつくと「チコちゃん」をやっている。『腹の虫がおさまらない、の腹の虫ってどんな虫?』というお題。確かに「虫の知らせ」とか「虫が好かない」とか何で虫?と思える表現は他にもある。私もこのところ大量の報告書や〇〇委員会のクレームやらで「虫の居所が悪い」。なんと昔のひとは様々な病気が『虫』で起きると思っていたそうだ。うがって考えると実は『病原菌』の概念がすでに戦国時代には確立していたとも言える。この想像上の『虫』がカラフルでなんとも面白い。実はこの虫の図鑑『針聞書』は今は九州国立博物館に所蔵されており公開されている。博物館ではこれを『売り』にしてアニメや体操まで披露しているではないか。NHKはなぜこんないい題材をムシしたのだろう。。
なぜこんな虫たちが気になったかというと、このなかに『大酒の虫』というのがいるから。自分のお腹にもいるに違いない、と思った人は多いはず。私のお腹にも巨大なのがいる。
で、思い出したのが芥川龍之介の『酒虫』。大酒のみの富豪「劉氏」のお腹にいた酒虫は僧侶によって取り除かれる。劉氏は酒が嫌いになり飲めなくなるが同時に健康も財産も失う。オチは酒虫は劉氏の魂そのものだったのでは、というもの。私から酒を取りあげたら何も残らないというのは頷ける。実に深い。

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