2019年

6月6日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2019-06-06 22:24:38 (1657 ヒット)

 今日は東京大学で朝から学会。朝の本郷通りを颯爽と歩いていた。歩行者も多い。突然体が宙に浮いたような気がした。歩きスマホをしていたわけではない。すぐに歩道の低い出っ張り(これいらなくね?価値がわからん。)につまづいたのだと理解した。加速装置をオンにしたかのように、すべてがスローモーションで動いて行く。『おっとっと』状態で次に片方の足を前に出せば踏ん張れる、少しかっこ悪いがまあ事なきを得るはずだ、とその状態までも頭に浮かんだ。しかし気持ちとは裏腹に足が出ない。なんで?という疑問の渦の中で完全うつ伏せ状態に沈んだ。スマホがポケットから飛び出す。カバンのPCが鈍い音をたてて地面にたたきつけられたような気がした。当然、すぐに起き上がり、受身となった手の掌からの出血を隠すようにスマホとPCを拾って(この2つは命にも代えられない)カバンに納め、何事もなかったように歩き始める。後ろから立派な紳士に声をかけられた。『ボールペン落としましたよ』。やさしいひとなのだろう。つとめて普通にペンを差し出した。しかし必死に笑いをこらえている目は隠せない。とにかくその場を逃げるように立ち去ったが気がつくと足の付け根が相当に痛む。地面に接触した場所ではないのでひねったのだろう。1日この痛みに耐えることになった。

このところ高齢者の車の事故の報道が相次いでいる。手足は頭では思う通りに動いているのに、実際は全くいうことを聞いていないのだろう。加齢による神経伝達速度の低下もあるらしい。身につまされる出来事だった。

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