2019年

6月12日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2019-06-12 22:39:01 (784 ヒット)

東大をスベッたわけではない。3年生向けの免疫学の講義が始まった。抗体のところでIgG4関連疾患を説明するも、あまりピンときていない様子。まだ臨床講義も始まっていないのでそれはそうだろう。そこで昨晩ダウンロードしたドクターG(NHK)の『たちくらみでふらつく』(2017年)のさわりを見せる。IgG4関連疾患は日本で見つかったということもあってか、国試に出ることも多い。特に膵臓がやられるとすい臓がんと区別がつかなくて『摘出したらB細胞の山だった』ということもあったらしい。重要な疾患概念なのでビデオでわざわざ見せたわけだ(ドクターGというのが安直か。。)。実はうちのテレビの録画ディスクにはドクターGが何本も録画されている。以前某私医大から夏休みにうちのラボに実験に来ていた子がいみじくも言っていた。『夏休みに家に帰ると親が録画したドクターGのビデオが山積みされているんですよね』。おお、君の親も同じか。私もかつて医学生だった娘に見せようと貯めていたのだが、ほとんど観てくれていない。学生さんらに「もし実家に帰ってドクターGが録画されていたら親孝行と思ってぜひ観てください」。多少はウケるかと思ったのに完全な沈黙。うぅ。こういう時が次の一言に最も困る。スベッても動揺してはいけない。何もなかったように「はい、では次は補体。」と次の話題にコマを進めるしかない。

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