2019年

11月12日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2019-11-12 16:43:06 (1036 ヒット)

MCBのトリを飾るのはワシントン大学の今井眞一郎先生。言わずと知れた「老化長寿」研究の第一人者で昨年に続いての講義だ。今回は学生以外の研究者のかたも多数聴講に来られた。驚くべきことは今年Cell Metabolismに発表された成果で、NAD合成の律速酵素eNAMPTが脂肪組織機からエキソソームのような小さいベジクルに包まれて分泌されること、それが老化によって減少するが、eNAMPTを内包するベジクルを老齢マウスに注射すると毛並みも運動機能もよくなり寿命も長くなるらしい。マウスではあるがその違いは明白で、私などすぐにでも注射してもらいたいのだが、どうやら小胞に包まれることが重要で、そうしないと標的である脳に届かないらしい。やはりこの酵素の産物であるNMNを摂取するのがもっとも手っ取り早そうだが、純粋なNMNはべらぼうに高いそうで相当の金持ちでないと個人的に購入することは難しいという(Amazonで調べると売ってないことはなさそうだがまがい物が多いのだろうか。。)。今井先生はエネルギッシュで声も大きく、後ろの方で〇〇学生がうるさく私語をしても、ものともしない。圧倒的なパワーだ。きっとNMNを毎日飲んでおられるのかと思ったら、そうではなく食事で取れるらしい。NMNを多く含む食物は「枝豆、ブロッコリー、アボガド」。さらに朝ごはんをディナー並みに豪勢に食べるとNMNの利用の面ではよいらしく今井先生は朝ごはんにステーキを食べると言われていた。逆に夕食を質素にして夜8時までに食べて朝の8時まで何も食べないこと。12時間の食事の間欠で擬似的に飢餓状態を作ることで寿命の延長が期待できるらしい。
また面白いのはNMNを最も多く含むのは実は赤血球。ドラキュラが長生きする理由もこれか!?

なおこれでMCBの講義は終了。まだレポートがあるが、長かった講義期間が終わった。お世話係も今年で終了。講義が辛いのは学生ばかりではない。時間的に拘束されるということよりも、これだけの講師陣を揃えながらxxxxx。。。。心折れることが多すぎる。次の主任の先生、よろしくお願いいたします。

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