2019年

12月8日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2019-12-08 00:40:32 (1899 ヒット)

分子生物学会の3日目の夜はボストン留学時代の仲間が集まる同窓会。帰国してもう30年。ボストン会も27回目だそうだ。くたびれるのも道理だが、私以外は皆意気軒昂としている。その日は博多に泊まって翌日(12/6金曜日)朝一番の飛行機で東京に戻って東大薬学部の修士課程の講義。東大の講義はなんと一コマ105分。学生には「修行」いや「苦行」レベルだろうがこちらも普通にやっていては持たない。薬学全般のいろいろな分野の学生が来るということなのではじめの30分のイントロは持ちネタを一挙放出して一般向けの話。ガッテンの「免疫力」からはじめて定番の千円札の北里柴三郎の話をして抗体療法の本庶先生(PD-1抗体)や岸本先生(IL-6受容体抗体)の話に続ける。ついでやはり定番の「ひとはがんで死ななくなる」(本庶先生)から、では次は神経免疫が重要という話に。統合失調症とMHC遺伝子座の関連や抗NMDA受容体抗体脳炎の話もする。これに関連する新ネタとして、「学生の試験で『講義でとりあげた免疫が関与する脳や神経の病気を説明せよ』という問題を出したら「エクソシストの病気」という答えがあった。」という話をしたが、、、残念ながらあまりウケず。まあ講義には出席していたということだろうが。
でもやはり東大の学生さんはすごい。学部や修士の学生さんの仕事内容を聞いてアドバイスをしたが自分でよく考えていて私のアドバイスなど役に立たたないような気がする。呼んでくれた先生の学生さんがWebで「論文紹介」をしていることを教えてもらった。「Bio-Station」というサイトでひとつの論文をかなり詳しく解説している。西川先生の「論文ウヲッチ」もすごいがこちらも負けていない。これはいい情報源を教えてもらった。自分で読まんのか?と怒られそうだが。。

開けて月曜日はまた福岡に戻って今度は九大歯学部で講義。そのあとは浜松での免疫学会。12月は師走なので先生にとっても最も忙しい月と言われるがまさにその通り。

印刷用ページ このニュースを友達に送る

投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。