2020年

3月22日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2020-03-22 14:17:17 (1821 ヒット)

 水になるというのが普通だろうが、春になるという答えもある。もう桜の便りも聞こえてくるので季節的には春だろう。今日は都内は23度もあって初夏の陽気だ。しかし気分は全く晴れない。
毎日毎日聞かされる「コロナ」の話題のせいだ。今朝も国際学会中止のメールをもらった。6月に予定されていたカナダでの免疫学会で冒頭のkeynote lectureを頼まれていたので相当に気合が入っていたのだが。先週あたりカナダ政府は外国人の入国禁止措置を打ち出したのでダメだろうという予感はあったが。。。
それにしてもなぜ日本は他の国のように感染爆発が起きないのか?毎日報告はあるもののせいぜい数十人程度である。これから増える可能性はあるものの、もしかしたらこの状態がずっと続くのかもしれない。いやNHKスペシャルでは「予断は許されない」「ギリギリの状態」と言っていたので楽観は禁物だろう。
でも感染者数は欧米の万の単位と比べるとすっと少ない。死者数が増えていないところをみるとやはり日本ではもはやものすごい感染の拡大はないのではないか?と思えてくる。どうも「日本は違うんじゃないか」と思い始めている人はいるらしい。その理由は「検査していないだけ」という人もいるがそれでは死者数は説明できない。押谷先生はむしろPCR検査を抑えていることで、患者が病院に殺到して病院での感染を起こす危険性を抑えていると言っていた(本当なのか?ゲホゲホいっている人をすぐ検査しなければ自覚ないまま放置されて当然広まるのでは?)。「日本の医療制度がすばらしいから」と言う人もいるし「日本ほど清潔好きの国はないから」と考える人もいる。もうひとつの考えは「日本では実はすでに集団免疫ができてる」という説。集団免疫というのは今回イギリスで採用された考えかたのようで、ある一定割合の免疫を持った既感染者がいればそれが壁になって感染拡大が防がれるというもの。日本の現在の方針もこれに近いという。すでに集団免疫になっているかどうかは抗体検査をしてみないとわからないのだろうが可能性はあるかもしれない。今回のウイルスそのものでなくても近縁のコロナウイルスに感染していて抗体を持っている人が多い可能性も提唱されている。もしかしたら特殊なMHCで護られている?でも低レベルの感染ををだらだらと長引かせる(=いつかオーバーシュートするかもしれないという恐怖と長く対峙する)ことになりはしないのだろうか。NHKでは台湾の成功例が紹介されていたが基準を明確にしてきめ細かい対策が必要なのだろう。

他の方も言われているが、それにしても専門家の方はもう少しわかりやすい言い回しをしてもらいたいものだ。パンデミックはよく使われるがクラスターとかオーバーシュートとか一応微生物学を昔教えていたはずの自分もよく知らない。ともかくこのコロナ禍が1日も早く収束して春が来て欲しいものだ。

イギリスは3週間外出禁止措置をとったそうだ。集団免疫を目指すのではなく徹底した封じ込めに舵を切ったらしい。3週間外出禁止は強烈だ。自分なら頭がおかしくなるような気がする。

大学病院で院内感染。東京も昨日に続いて40名を超える感染者が出たそうだ。一気に緊迫して来た。研究室封鎖どころか首都封鎖も覚悟しないといけないのか。

『WHOは「都市封鎖」を全ての国に呼びかけ』と記事に出ていた。1月下旬ごろ「まだ緊急事態ではない」と言っていた人の言うことなのか。空いた口が塞がらないというのはこういうことか。ついでに押谷先生のPCR抑制作戦。確かに医療崩壊を抑制すると言われるとそうなのかと納得していたが、実は単に某省庁の石頭のせいで本当に検査できる体制になくて「作戦」は後からこじつけただけ?という疑念もわく。もしこの記事が本当なら落ち着いたらNHKは検証番組を作るべきだ。


自粛自粛、不要不急、不謹慎といった言葉はいつか聞いたことがあると思ったら2011年3月の大震災と原発事故に続く節電の頃だった。あの時も飲食業会をはじめ経済も大きな打撃を受けたはず。日本はあの時期を乗り越えたようにまた復活できると信じたい。


 

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