2020年

4月13日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2020-04-13 23:32:46 (1821 ヒット)

4/13  今日は少し遅く研究室に行って大学院生の論文を雑誌社に投稿した。未完成の課題の多い仕事だが大学院生にも自分にも「区切りをつけないと前に進めない」と言い聞かせて書き上げて投稿した。一仕事成し遂げた充実感は得られた。今日はよかったが明日から何を目的に暮らしていけばよいのだろうか。定年後をいち早く体験させてもらっているような気がする。
詳細は忘れたがある心理学の実験が行われたという。1日10万円くらいだったか高額な報酬で被験者を集め何もしないグータラ生活を何日間送れるかを調べた。もちろん本やスマホなどもなし。普通何もしないでお金がもらえるならこんなうまい話はないと思うだろう。何の目的かよくわからないが、どの被験者も3日ともたず「お金はいいから帰してくれ」と懇願したという(出典忘れた)。つまり人間は「何らかの目的や仕事」「外界との情報交換」がないと生きていけないのだ。外出制限の中、自分にできることを見つけないと。
そんな気分のせいか社会や弱者のために闘っている人の話を聞くとよけいに身にしみる。吉岡先生もだが今日のNHKの「逆転人生」の高橋先生の話も胸を打たれた。多くの病院で匙を投げられた脳性難病の小児を神業の手術で救ってきた。それだけではない。高橋先生の部屋には子供たちや親からの写真や手紙で埋め尽くされている。「社会に出るまでが治療」と言われ術後の子供たちとも診察や交流を続けているだ。その先生が薬害ヤコブ病訴訟で患者側にたったために病院を追われた。番組に出てきた田中さんはお子さんが高橋先生に手術してもらったこともあって、世の中に高橋先生の存在を知らせるべく先生と患者のドキュメンタリーを漫画にした「義男の空」を発表したのだ。コロナのPCR検査も肝炎訴訟もそうだが今も昔も厚労省はどちらを向いているのか。。高橋先生の言葉「家族の十字架を背負う」「不可能っていうのはいろんなことを工夫すれば可能になる。もっと挑戦しないと」

もっと自分が恥ずかしくなる番組があった。NHK「ストーリーズ」事件の涙「未来を見せたかった児童養護施設長殺害事件〜」元入所者に殺害された大森信也さん。自腹を切ってでも施設に保護された子供たちのその後にまで奔走して面倒をみてきた。こんなひとが自分が必死で見守ってきたその子に殺されるなんて不条理すぎる(加害者は刑事責任能力なしとして不起訴)。これはもう最後まで観ることができなかった。内容はこちらのブログに詳しい。世の中に光の当たらない場所は多い。しかし高橋先生や大森さんのように身を顧みず光を当てようとする人がいる。まねできない自分らはせめてそれを知っておくべきなのだろう。

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