2020年

4月20日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2020-04-20 23:40:05 (1799 ヒット)

Webニュースを見ていたら驚くべき記事が出ていた。きつい話題が多い中でもしかしたら非常に希望の持てる話かもしれない。スウェーデンでは5月中にも集団免疫が成立しコロナの恐怖から開放される可能性があるという。スウェーデンでは強力な隔離政策は行わず、致死率は10%くらいとかなり高いものの感染者数は1万5千人程度。集団免疫ができつつあるとするなら本来の感染者ははるかに多いのだろう。それを支持する試験結果が報告されている。カルフォルニアで抗体検査を行ったところサンタクララ郡では2.8~4.2%が抗体を持っていたそうだ。PCR検査での感染確認は1000人程度だが抗体から推測される実際の感染者は50-80倍で人口200万に対して5万から8万人だという。オランダの血液バンクの検査結果でも3%に抗体ができているということで概ね一致している。ドイツのガンゲルトという都市では14%だという。もちろん集団免疫が成立するには60~70%が抗体を持たないといけないとされるし、抗体を持てば絶対に2度と発症しないのかも不明と言われる(ただそれを言うとワクチンも疑問視される)。まだ喜ぶのは早いのかもしれないが、スウェーデンのやりかた、つまり若い人は外に出て経済活動を推進しリスクの高い高齢者のみ隔離(私も隔離組かもしれない)するような方策(記事ではハイリスク集団も厳格な隔離をされていないようだ)がもし成功するのなら強力なロックダウンから開放されて随分楽になるのではないか(ついでに若い人たちはのびのび働ける?)。日本のやりかたは意図したのかしなかったのかわからないがスウェーデンに近いのかもしれない。集団免疫を目指すかどうかは別としてもPCR検査で現在感染している人を見つけると同時に抗体検査も並行して行うことはいつ誰を対象に開放か隔離かを決めるような政策上も役に立つのではないだろうか(前にも書いた)。ニューヨーク州でもその目的で始めたそうだ。疫学には全くの素人の妄想だが経時的に正確な数字が得られるなら西浦先生の数理モデルが一番よい方法を教えてくれるのではないかと思うのだが。
勇んで書いたら橋下徹氏と同じ意見だった日経の映像がわかりやすい医師会も厚労省に要望書を出したそうだトランプまで同じことを言っているらしい。ここまで来たらもうこの話題は十分のような気がする。科学的な疫学理論の検証や応用に使うべきで封鎖解除政策の免罪符になりそうな危険性も危惧される。

なお抗体検査と抗原検査は似て非なるものなので区別したい。後者はウイルスのタンパク質を検出するものでPCR検査に代わるものとして期待されている。

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