2020年

7月9日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2020-07-09 18:45:04 (1738 ヒット)

 4ヶ月ぶりに演壇に立って講演を行った。もちろん無観客で聴いているのは座長の先生や大会関係者数名とWeb配信用のスタッフ。配信スタッフの方が多く貴重な拍手源だ。それでも学会は心踊る。翌日のシンポジウムはどの講演もものすごく新鮮でエキサイティングだった。やっぱり音楽の演奏会と同じくライブがいい。

破骨細胞の講演の質疑でつい素朴な疑問を思いついて「骨折では骨は再生するのにリウマチではなぜ骨は再生しないのですか?」と質問してしまった。「骨の先端には骨芽細胞がいません。」。今まで何研究してたの?「ばかな答えはあってもばかな質問はない」と言われるが、さすがに恥ずかしくて穴があったら入りたい気分だった。

朝一番の講演の先生は大阪からで会場の新宿のホテルに泊まっていたのだそうだ。「勇気ありますね。」『いやあ周りから危ないところ(夜の街?)には行かんようにと言われました」。
その先生は関係ないとは思うが東京の感染者は今日は224人。確実に死亡は減っているのだが自粛要請前の200人と何が違うのだろうか?自粛前は単に検査してなかったから?死者数が増え出した時がヤバイのだと思う。今日は来年の学会の話も出た。本当に昔みたいに賑やかに開催できるのだろうか。

九州では大雨の被害で多くの方が犠牲になり、家を失った人も多い。この暑さの中、片付けだけでも大変だろう。災害でも自粛でも辛酸はいつも弱い人にまず襲いかかる。天は乗り越えられない試練は与えないと言われるがなんとかならないものか。

新宿区は感染が見つかったら見舞金として一率10万円を支給するという。入院に限らず無症状でももらえるらしい。どこをどういじったらこんな政策が出てくるのか。。感染者数が増えているのはこのせいか?
隔離に協力してもらうため、ならわからんでもないが。

だが本当の致死率がシンガポールのレベル(5万人近く感染して26人)なら指定感染症にしている意味がないと思える。最後は意識の持ちようか。でもそのまえに欧米とアジアの死亡率がなぜこんなにも違うのかはっきりさせるべき。なぜ若い人は軽症なのか?また今回の200人超えではなぜ前回よりも感染者が多いにもかかわらず医療は逼迫していないのか?このあたりをはっきりすればよい方法がみつかるかも。

それにしても何かがおかしい。陽性者が多いのはPCR検査を増やしたからだという。最近の陽性率は5%程度だそうだ。もし普段の生活をしているならこの程度は普通に蔓延しているはずでおそらく2月3月もそうだったろう。なのになぜ抗体陽性率が1%を切るほどに少ないのか。抗体検査の感度が悪すぎるのか、抗体は失われやすいのか、PCR陽性でも自然免疫系もしくは免疫記憶で素早くウイルスは排除されるのか。最近の研究では多くの感染者で数ヶ月以内に抗体価が下がると言う(と言って免疫記憶が残ればある程度素早く戻ると思うが)。感染したひとはPCR陰性になるまで何度か検査を受けるはずなので無症状のひとはどれくらいでウイルスが無くなるのか、また抗体価はどうなるのか、ぜひ調べて欲しいものだ。無症状の人を詳しく調査するのは意味がないと思われるかもしれないが、極めて重要なことだと思う。それで合理的な対策が見えてくるのではないだろうか。見えない恐怖に踊らされているというこの方の意見に著しく同意する。



 

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