2020年

7月16日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2020-07-16 15:23:01 (1901 ヒット)

  今日は東京で新規感染者数が280人を超えるとのことで、東京は諸悪の根元のように言われGOTOキャンペーンも槍玉に挙げられている。マスコミは第二波襲来かとあおりたてる。しかしやはり腑に落ちないことがある。これだけ感染者が増えても死者はほとんど出ていない。もちろん死亡は3,4週間後でないと反映されないのだろうが重症者数も増加がない(追記:と思っていたが最近じりじり増えつつあり楽観はできない)。40代50代も感染しており養護老人施設でもクラスターが見つかったと言われているのだが(追記:その後どういう経過になっているのか知りたい)。
世界の感染状況をみていると、一旦死亡数が落ちた国で再び上昇した国は少ない(イランは2度目も上昇)。アメリカですら感染者はまだ増えているが死亡率(数はその後増加)は減少している。イタリア、スペイン、イギリスなどでも死者数で見る限りかなり落ち着いている。ロックダウンをせずに集団免疫を目指したスウェーデンでは6月末に感染者数は2度目?のピークを迎えているが死亡者数は減り続けている。これはどういうことか?全く素人の考えだがこのウイルスは何度かヒトーヒト間を伝搬すると毒性が低下するのではないか?これは別にコロナウイルス に限ったことではなく多くのパンデミックを起こしたウイルスは感染力が上がっても毒性が低下して人類と共存するようになる。スペインかぜでは一旦強毒化したので第二波でさらに死者が出るとあおられているが今回もそうなるという根拠はない。ともかくこのときのH1N1亜型も低病原性となり持続している。「新型コロナもいずれ季節性のカゼになる」と最初から予想していた方もおられた。ぜひウイルスの遺伝子を調べてもらいたいものだ。3月と今では多くの変異が見つかるだろう(毒性と関係するかは詳しく調べないとわからないが)。
我々に免疫がついてきた可能性もある。抗体検査では1%いかなくても、実際にはかなりのひとが抗体を失っても免疫記憶を持っておりすぐに獲得免疫が発動して軽症で済むようになったのかもしれない。今日見かけた高橋先生は日本人は自然免疫の能力が高く抗体ができる前にウイルスを排除してしまう可能性を指摘されており、「訓練免疫」といって各国でも自然免疫力が高まった可能性もある(教科書的には自然免疫には記憶はないとされるが、最近は自然免疫にも記憶があるとする説も出されており今回がよい証明になるかもしれない)。もちろんインフルエンザだって罹患しないにこしたことはない。気を抜いていいとは思わないが底なしのパニックになる必要はないのではないか。

児玉先生は「ウイルスが変異して感染力が強い「東京型」「埼玉型」が発生している可能性を指摘とか。先生はウイルスの遺伝子を追っておられるので確かに変異は入っているのだろう。ただ「感染力が強い=毒性が強い」ではなくむしろ「毒性は弱まっている」と思うのだが。それがウイルス学では一般的な考え方だと思う(実際、ウイルスや感染症の専門家も以前からそうおっしゃっていたと思う)。実際に弱毒生ワクチンを分離するときは実験動物で何度も継代して得る事が多い。野口英世で有名な黄熱病のワクチンもそうやって確立された。ぜひ感染力だけでなく毒性も議論してもらいたい。

  イタリアの現場を指揮していた方もウイルスが弱毒化した可能性を指摘されているそうだ。

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