2021年
3月20日
昨年5月ごろスウェーデンは強いロックダウンを行わず集団免疫を目指す特異な国として知られていた。国民をゆるく?感染させて集団免疫を目指しているとも言われていた。確かに第1波で5000人くらいの死者を出したものの、その後第2波ではほとんど死者が出なかったので、これは集団免疫が成立したか?と私は称賛したのだったが、第3波では第1波を超える死者を出しており、「集団免疫」を信じた自分を恥じたものだった。ところがここに来て何かが違う。スウェーデン では第4波で感染者(PCR陽性者)が増えているにもかかわらずまたもや死者が極めて少なくなっている。ワクチン普及率世界一 のイスラエルと比較してもずっと少ない。一体どうやって死者数を減らしているのだろうか?ネットで調べても情報を得られなかった。少なくとも国ごとの感染状況を見るとこんな国は他に見当たらない。一方の日本は感染者数は少なくても死亡率はかなり高い。これは高齢施設での感染が多いのか、医療体制の貧弱さのためかもしれない。日曜討論で厚労大臣が「高齢施設で検査を増やして早めに感染を検知して対応するようにしたい」と言っていた。え?まだやってなかったの?
もちろん重傷者を増やさないことを念頭に高齢者を中心に対策するのは大いに賛成だ。
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