2021年

5月31日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2021-05-31 16:23:58 (1212 ヒット)

 明日から6月である。もう半年近くが終わった。5月末で折り返しとばかり思っていた。本当に頭が変性している。アデュカヌマブを投与して欲しい。。
老化に伴い時間の進みが加速しているような気がするが、それでももう半年過ぎたことに呆然とする。ここ2ヶ月は怒涛のように忙しかったのもある。4月は報告書書きに追われ、5月は学会や研究会が多かった。特にインターフェロンサイトカイン学会の会長を任じられて気苦労も多くなった。講義のオンデマンド収録もあった。学生さんにはオンデマンドのほうが好評のような気がする。そのほうが好きな時に視聴できるし倍速でもいいし、つまらない冗談は飛ばせる。それよりも部活などが中止になって仲間や友人と会えないことの方がつらいのだと思う。
高橋先生によるとあとひと月もすれば感染はピークアウトするそうだ。これは心強い御宣託だ。ぜひそうなってほしい。実際感染者数の推移は先生の言われる通りになっている。先生の図をみると日本は「さざ波」だということが事実としてわかる。こういう希望を持たせてくれる話はテレビでは聞かない。この話が本当になったら困るのは話題がなくなるマスコミと野党だそうだ。

ところでファイザーのワクチン接種後に亡くなったひとが累計87人になったと報道があった。現時点ではワクチンとの因果関係が証明できるものはないらしい。数学や統計学に詳しくないので、正確にはわからないが日本では1日3000名の死亡があるので、ワクチンを打たなくてもこれくらいの数字は出ておかしくないのだろう。現時点では大きな懸念はないとされている統計学的な理由も書いてほしいものだ。大阪でマスクをして持久走を行なった小学生が死亡した。親御さんの衝撃と悲しみは想像できないくらい大きいと思うが、これもスポーツでの突然死は一定数あるので因果関係を証明するのは難しい。ただ戸外でのマラソン中にマスクは全く意味はないし、小学生が感染で死亡した例はなく、さらに小学生が大人に感染を広げている例はまれだそうなので運動中のマスクは「しなくてもよい」くらいの勧告より安全のためにはっきり「禁止」とすべきと思う。

アストラゼネカのアデノウイルスワクチンでは血栓と血小板減少症が起きることがあり、3400万回接種のうち死亡が18例という。なぜか稀にHIT抗体(血小板第4因子-ヘパリン複合体に対する抗体)ができるために血小板が減少するのそうだ。これは自然に起きる確率よりも高いそうなので、ワクチンがトリガーになっている可能性はあるが、ごく稀な事象なのでやはり何らかの素因があってのことだろう。危険な人を予測する方法が見つかるとよいが。それに関連してアデノウイルスベクターの場合はスプライシングが起きて分泌型のスパイクタンパクができるのが原因とする査読前の論文が出て話題になっている。斜め読みしてはみたが、実際に接種した人や血栓を起こした人のデータは全くなく話題作りではないか?と思った。

  高橋先生の言われるようにワクチン接種は加速していくのではないか?ともかく「今すぐ打ちたい」という人が増えた。Yahooニュースの「みんなの意見」の投票では様子見派が減って積極的に打ちたいに変わっているように見える。もともと日本人は有名なジョークにあるように「周りが打っていれば自分も早く」となることは予想できたこと。日本医師会会長の宴会暴露は打ち手を増やすために、医師会の声を小さくしようとどこぞが手を回したのかもしれないといううがった妄想もわく。ワクチンが加速すればオリンピックは何が何でも中止とする声は減ってくると思われる。実際そのような兆しはあるのでは。9回裏ツーアウトからの逆転サヨナラ、あるかもしれん。ボロクソに言われているが菅総理はブレていない。意外と肝が座っているのかもしれない。

最近の報告ではファイザーのワクチンは二回打てばインド変異株にも十分有効らしい。これも朗報。本当にワクチンに抵抗性の変異株が現れる前にワクチンで抑え込むことが重要だろう。ワクチンは任意。飛行機事故にあいたくない人が飛行機に乗らない選択肢があるのと同じように考えられるかもしれない。しかしワクチン忌諱派の人は、ワクチンを打たない人が一定数いると収束が遅れワクチン抵抗株を生み出す余地を作っていることを理解してほしいものだ。

アメリカではワクチンを打たせようと1億円の賞金をかけたという話が話題になったが、今度は銃をプレゼントするという。アメリカという国は本当にわからない。mRNAワクチンという超画期的な英知の結晶のようなものを生み出した同じ国のすることなのか。。アメリカではビールや無料保育券など様々な特典を用意して接種を促している。国が率先して優遇を行うのはコロナ重症者が減れば国の医療費の削減につながるし、経済が活性化し税収も増えるという合理的な根拠があるそうだ。日本でも『接種は自分の利益のみならず家族や周りのみんなを救う』という公共広告機構なんかの宣伝があってもいいのでは。

ニュースで千葉大学のワクチン接種後の抗体価の報告があった。1700人というのはかなりの数だ。若い人の方が老齢者より高く、女性の方が男性より高い。ここまではうちの小さな集団でも同じ。なんと千葉大学では「飲酒する人の方が低い」と付け加えられていた。自分は「高齢、男性、飲酒」全部兼ね備えているやないか!道理でビリッケツに近い抗体価だったのか。。。それでもスパイクの中和活性は十分ある。心配はしてない。ただ千葉大の1700名のうち一人だけ抗体価が上がっていない人がいる。いったいどういう理由なのか?抗体ができない条件を見つけるのに役立つのではないか。
それでもこのmRNAワクチンはかつてないほどに優秀だ。九回裏ツーアウトからの逆転サヨナラをみたい。

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