2021年

12月16日

投稿者 : yoshimura1212 投稿日時: 2021-12-16 09:49:15 (1922 ヒット)

イギリスは挑戦的実験が好きな国だ。デルタ株の時も7月に制限を撤廃した。そのときの致死率は0.3%くらいだと思う。毎日3−4万人が感染した。12月に入るとオミクロンが優勢となりもはや意味がないと入国制限を解除。昨日は78000人の感染者を数えた(うちオミクロンは10000程度という)。しかし、である。死亡者数は増加していないかむしろ低下ぎみ。昨日は165人で発表ではオミクロンによる死亡はなさそう。イギリス政府のデータベースでもオミクロンの死者は7名。明らかにオミクロンの致死率はデルタ株よりもはるかに低い。私の試算では致死率デルタ0.16%オミクロン 0.03%である(下の計算参照)。「オミクロン弱毒説」を否定したい抵抗勢力は南アフリカでは若い人が多いからとか再感染が多いからとか難癖つけてきたが、オミクロンとデルタが同時進行で拡散しているイギリスでの実験から両者のリスクの比較が明確に出るだろう。香港大学の研究ではオミクロンは増殖速度は速いが、肺では増えにくいという(つまり喉の風邪)。そして致死率がインフルエンザ以下と明らかになった時にこの騒動は終わるはず。。しかし(自称)専門家や製薬会社やマスコミや政治家や補助金が欲しい人たちはそう簡単に認めないだろう。モデルナの幹部は「オミクロンで入院した人の重症化率はデルタと変わらない」などと在庫一掃に必死だが、そもそも入院率が低いのにデータの一部をとらえて人を騙すようなことを言ってはいけない。こちらのニュースも同じ。確かに入院した人の死亡率はデルタ13%、オミクロン 8%と近くなるが、入院率を無視して重症化率は同じなどというのは詐欺のようなもの。医者でも科学者でない人は多いということ。

ロンドン市長は「重大事態」宣言をし、インペリアルカレッジロンドンは「デルタ株よりも重症化リスクが低い兆候はない」としている。ところが政府の12/20のデータを見るとこれまで45145人ほどがオミクロンに感染し入院129人、死者14人である。今週のコロナ感染者数が513574人、入院6056人、死亡787人である。オミクロン致死率 0.03%, 入院率0.3%、オミクロン以外のコロナ(ほとんどはデルタと思われる)では致死率0.16%入院率1.22%である。12/24のデータでは感染者総数114625死者29なので致死率0.025%で安定してインフルエンザ以下。デンマークでは入院率は英国よりやや高めだが死亡者数は報告されていない(ゼロなの?)。またアメリカでは先週だけでも65万人がオミクロン に感染して初めて死者が一人出たという。どう見てもオミクロンは弱っちくインフルエンザ以下のように見えるが?イギリスは検査しまくっているので無症状者も多く、致死率は低めに出やすい。


日本はどうなるだろうか。オミクロンは無症状が多いものの風邪の症状は出る場合もあるらしい。また感染力はばか高いので日本でも第6波は来るだろう。すでに広がっている可能性はある。第6波は来ないんじゃなかった?いやいや(自称)預言者兼(自称)専門家である私は「新しい変異株が来なければ」と条件をつけたはず。オミクロンによる第6波はむしろ予言通りとも言える。やや苦しいが厚顔は(自称)専門家の証。許されたい。しかし、である。重症者、死亡者はほとんど出ないと予想するので重症者の第6波は来ないとも言える。それでは困る人たちは感染者が何千人と騒ぐだろう。そして気の毒なのは無症状や軽症なのにオミクロンというだけで強制入院させられる人たち。その数が膨大になりさすがにオミクロン(コロナ)を特別視するわけにはいかなくなる、というのが私の次の預言。すでに保健所は濃厚接触者のホテル療養はパンクし自宅待機を認めている。オミクロンによる第6波が来てデルタを駆逐してくれないとむしろこの騒動は永遠に続くことになる。

12/16 午後は九大歯学部の学生さん向けの免疫学のオンライン講義。興味を持ってくれると信じて「コロナの免疫学」の話をする。ファクターXで今話題の理研の藤井先生の話はHLAの型と疾患を理解するのに格好の話題と思って随分時間をとって解説した。しかし学生の顔は見えない。質問もない。うーん、これでは理解できたか判断できない。コロナの最大の被害者は若者である。来年はぜひ対面でやりたい。

ビルゲイツ氏も来年にはコロナは収束するという。希望を持ちたい。一番の敵は感染者数ばかりを扇情的にあおるマスコミと専門家会議か。コロナ禍はすでに人災の様相。

政府はオミクロンの濃厚接触者を「疑い」だけで施設に隔離するという。人権無視の天下の愚策とはこのことだろう。もう誰も少し熱があるくらいでPCR検査しなくなる。まさに「苛政は虎(コロナ)よりも猛し」。ブレークスルー感染では「スーパー免疫」ができる可能性があるという。原著はこちら。3回目のワクチンよりもオミクロンそのものによるブースターの方が速くて強力なのかもしれない。うちでもメモリーを調べているのでぜひ検体が欲しい。

オミクロン第6波はすでに来ている可能性も十分ある。多くは無症状、軽症なので病院にもいかず申告しないだけ。首相は無料のPCRをやると言っているが、そんなものに行って何ともないのに2週間も監禁生活を強要されたらたまらない。濃厚接触者も隔離されるとなると周囲にも多大な迷惑をかけることになる。ますます貧困に苦しむ人が増えるのではないか。


 

印刷用ページ このニュースを友達に送る

投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。