お金をかけずに大学院に進学する方法

投稿日時 2015-08-13 08:04:13 | カテゴリ: TOP

 数日前にある若者がラボ見学に来た。明確な目標があって、一般には入手できそうにないある動物の免疫系の研究がしたいという。また将来はその分野で教授をめざしたいと。しかし学費が無く博士課程進学は難しいそうだ。そういう明確な目標があって進学を希望する人は少ないかもしれない。うちでは特殊な動物の研究は無理だが話を聞いてなんとか応援できないものかと考えた。そこでOIST(沖縄大学院大学)を薦めた。ここなら学費はタダ。宿舎もついており奨学金が支給されるので生活費の心配もいらない。しかも研究施設も指導者も超一流だ。真剣に学びたいひとにとってこんな理想的な話はない。競争率等詳しいことは知らないが経済的な理由で進学を躊躇しているひとはぜひ検討してみるといいだろう。それにしてもそんなOISTはうらやましい。多くの大学人は彼我の差に嘆息しているのではないだろか。いやいや他所をうらやんではいけない。『ボロは着てても心は錦』(それしか言えんのか?)。
もちろん例え進学できたとしても希望する研究ができるとは限らない。博士課程の間は一人前になるためのトレーニングだと思えば少々テーマは違ってもやりきれるのではないだろうか。

なお調べると『ボロは着てても心は錦』は老子の『被褐懐玉』から来ているそうだ。この場合は身なりは粗末であるが本当は宝(才能)を持っているという意味らしい。私は『負け惜しみ』や『発憤興起』の意味で使っていて、残念ながら『実は宝を持っている』なんてことはない。






慶應大学 吉村研究室にて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://new2.immunoreg.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
http://new2.immunoreg.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=150