ケベック州シェルブルック

投稿日時 2016-05-22 17:16:32 | カテゴリ: TOP

 5/20にカナダ・ケベック州のSherbrookeで開かれるサイトカイン関連の会議に呼ばれた。ニューヨーク経由でモントリオールに着いて一泊。成田からモントリオールまで16時間の旅だ。昼間のフライトでかつ空調が悪いのか暑くて寝れなくて相当疲れた。モントリオールでは旧知のAntonisが迎えに来てくれた。彼も会議に参加するので翌日一緒に車で2時間ほどかけてSherbrookeに行った。Sherbrookeは初めて訪れる街だ。森にかこまれた街で新緑が美しい。
呼んでくれたのはIlan(イラン)とよばれているインド出身の地元のSherbrooke大学の教授だ。SOCSの研究を行っていて私は材料を提供して長く共同研究を続けている。しかし会うのは初めてだ。彼はこんな田舎までよく来てくれたと大歓迎してくれた。カナダの大学全体に通じるのかもしれないが、参加者はやたら中東関係者が多い。Aliと呼ばれていたオタワの教授はアフガニスタンか何処かの出身で、キューバ(中東ではないが)出身の教授も2名参加していた。昨今危険視されそうな名前ばかりで誰かが『トランプが大統領になったらアメリカに行けない』とジョークを飛ばしていた。半分本気で心配しているのかもしれない。
講演はお昼前だった。講演前のilanの紹介がふるっていた。『自分はAkiからマウスをもらって彼の後を追っているが彼の実験結果は100% reproducibleだった』。これは最高の褒め言葉だろう。11時頃を選んだのは時差があってもこの時間帯ならば大丈夫だろうと言うilanの配慮だった。時間超過したものの無事発表は終了した。昼食を楽しく食べてポスターのあと3つほど一般講演だった。ところがどんなに集中しようとしても睡魔が次々に襲ってくる。何度も意識を失ったようだ。コーヒーブレークにilanがやって来て『控え室を用意したからそこで睡眠をとれ』という。ついにやっちまったか?!きっと睡魔に負けて大いびきをかいていたに違いない。みっともなくて『いびきかいてたか?』と聞くこともできない。言われるがままに控え室のベッドに横になった。30分のつもり気がついたらもう夕方で会議は終了していた。慌てて会場に戻ったがほとんど人がいない。残ったポスターの前でしばし立ち尽くし続けたのであった。


 






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