IgG4関連疾患

投稿日時 2017-09-13 23:38:32 | カテゴリ: TOP

今日(2017.9.13)のドクターGはIgG4関連疾患(お前の情報源はテレビかネットかよ?!原著を読めよ!)。腰が痛い、疲れる、多飲、などから糖尿病、しかもすい臓がんによる糖尿病が疑われた。しかしドクターGは「味覚の変化」「目が乾く」という症状を見逃さず「IgG4関連疾患」と特定した。研修医も全員同じ病名を挙げたのは「IgG4関連疾患」が医師の間では周知されているということだろう。免疫疾患とすい臓がんを間違われたら患者さんはたまらない。実際に1990年代にはすい臓がんと診断されて手術したら癌細胞ではなく形質細胞(B細胞)だったということもあったらしい。もちろん「免疫学」の講義でもIgG4関連疾患は取り上げるが「抗体」のところで「免疫疾患」ではない。代表的な「ミクリッツ病」以外は授業では解説もしない。実は欧米の教科書にはあまり載っていない、というか見たことがない。日本では研究班が作られて熱心に研究されているが海外ではそれほど認識されていないのかもしれない。しかしなるほどドクターGでも取り上げるくらいだから実臨床でも重要なんだと認識した。でもIgG4関連疾患はあまりにも広範囲で多彩なのだ。途中で私もシェーグレンかよと思ったくらい。番組では『IgG4って何なの?』「どうしてこんな病気になるの?」という一番の根元の問題には全く触れていない。よくわかってないからしかたない。治療はいつものステロイド。まあそうなんだけどそれしかないの?やっぱりどうしてこんな自己抗体(かどうかも不明のようだ)ができるのか?という根源的な問題に迫らないと。それこそ「免疫学」の出番なんだろう。

しかし最近疲労感がひどい。9月上旬の職員健康診断のメンタルチェックに「時々死にたくなるか?」なんて質問があったが「毎日だよ」と答えようかと思ったけど「ふざけてるのか?」と言われそうでNoにした。今日も疲労感が抜けなくて早く帰ってドクターGを見れたのだが、多飲多尿もある。いよいよ糖尿病か。それとも。。。「飲み過ぎ」かも。






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