大阪新適塾

投稿日時 2017-09-21 17:18:24 | カテゴリ: TOP

 9/20 千里中央のライフサイエンスビルで「千里ライフサイエンス振興財団」主催の講演会に呼ばれる。この講演会、大阪大学医学部の先生がコーディネーターをされているせいか「新適塾」と銘打たれている。適塾は幕末の頃、緒方洪庵が開いた蘭学塾で、大阪大学医学部および慶應義塾大学の源流のひとつとされる。うちの「免疫適塾」と張り合っているわけだ(こちらは知る人以外知らないだろうけど)。100名くらいの参加者でちょっと時間オーバーしてしまった。講演会のあとは1時間程度の懇親会なのだが質問やら挨拶やらで多くの人が列を作っている。なんて熱心なんだ。企業の方が多いせいかもしれないが、こんな懇親会は初めてだった。結局料理には全く手をつけられず。終わったころはかなりヘトヘトになった。
大阪での講演である。途中何か「笑い」をとらないと評価が下がるかもしれへん、ということで坂口先生のTregの説明のところで「私も毎年10月初めはNHKや新聞社に連絡がつく場所にいるようにと念をおされる。もちろん私が受賞するかもしれないというわけではなく、坂口先生が受賞した時にコメントくれということらしい」というとかすかに笑いが漏れた。同じ話題を大学院講義で英語でやったら意味が通じなかったらしく完全に沈没した。どうもネタがよくない。
でも今年の私の大胆予想は「本庶、Allison、坂口」。もしかしたら「石坂、坂口」。どうだろうか。

追記)2017年のノーベル医学生理学賞は「時計遺伝子」に。いつかはもらうだろうと思っていたが。。。私の迷言「記録は破られるためにある。(ノーベル賞の)予想ははずれるためにある」

 






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