宮島先生の退任記念会でのスピーチ原稿をupしました。
このスピーチの準備に実は相当の時間を費やした。特に「オチ」を考えるのにかなり苦労した。当初は3年ほどまえの須田先生の会で阪大の金倉教授が言ったオチをそのまま使おうと思った。その時の記憶ではすごくウマイとうならせる印象だったのだが、中身が思い出せない。昔の記録をさんざん調べて調べて、『定年退任された教授はこれからは教育と教養を大事にしていただきたい。つまり「今日いくところ」と「今日よるところ」』というものであることがわかった。こうして書いてみると実に面白くない。そこで自分でいろいろ調べたり、あれこれ考えて「定年退職はちょうどよいカルピスの味に似ている、そのこころは現役(原液)に水をさしすぎないように」ということにした。
しかしいざ話し始めると完全にあがってしまった。早口だったせいかせっかくのオチも皆さんぽかんとして通じていなかったかもしれない。「ねずっちです」と胸をはろうかとすら思っていたのにかなり意気消沈した。ネタは悪くないと思うが、やはり一番重要なのは間の取り方としゃべりかただろう。もっと精進しないと。
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