斎藤通紀先生講義

投稿日時 2018-06-14 20:42:11 | カテゴリ: TOP

 本年度からMCBという膨大なオムニバス講義シリーズの世話係を担当している。「学生が研究の面白さを認識し、同時に研究に参入してくれる契機になるように」というコンセプトで様々な分野の第一人者を呼んで講義してもらうことになっている。その第1発目は京都大学の斎藤通紀教授。生殖細胞の発生研究では世界のトップランナーで、弱冠38歳の若さで京大教授に就任された。特にiPS細胞から始原生殖細胞を誘導することに成功された仕事は高く評価されており、武田学術賞を受賞されている。その時の講演を聞いて大変感銘を受けてぜひにとお願いして来ていただいた。京都からこの講義のためにだけ来てもらって講義が終わるとすぐに東京駅に急がれた。超多忙のところを誠にありがたいことだ。
門外漢なので専門用語にやや戸惑ったが、講義はわかりやすく、普通の細胞から精子と卵子を作ってほぼ試験管内だけで個体ができるような時代がそう遠くない将来に来るのではないか、と思わせるような夢を感じられるものだった。でも体細胞由来のiPSと違って精子や卵子のDNAにはほとんど変異が入っていないらしい。その仕組みはまだよくわかっていないという。もちろん倫理的な問題も提起されてレポート課題にとりあげられた。学生からも結構質問が出ていたのでinspireできたのではないだろうか。
そのあと4限目免疫学の講義をした後ビアガーデンに直行して学生実習の打ち上げ。ここ数年実習があまりにうまくいかないのでアレルギー応答に切り替え結果が明瞭に出るようにした。スタッフは本当にご苦労様で感謝にたえない。このごろ申請書ばかり読んでいてストレスが溜まっているのかつい発散しすぎた。。






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