ヒト免疫学研究の推進を阻む高い壁

投稿日時 2018-07-11 23:56:41 | カテゴリ: TOP

 免疫学分野だけではないだろう。マウスモデルでなくヒトの材料を用いてヒトの生理病理を理解しようという機運が高まっている。当教室でも健常人の末梢血を使った実験を行なっている。もちろん○○委員会の承認を受けている。
懇親会でいい気分になって家に帰ったら突然○○審査からメールがやってきた。3ヶ月くらい前に出した報告書に不備があるらしい。ところが書いているのは
「上記の1)〜 3)については、従来の年次報告書の「実施状況の概要」欄の
㈰〜㈬を適切に記入していただければカバーされます。」

Webシステムにアクセスしても指摘されているところがどこなのか全くわからない。何を「適切に」どう書けばよいのか?一体何が不備なのか一切書いていない。日本語が理解できない。理解できない自分がわるいのだろうがメールは「返信は受け付けない」と書いてあるのに問い合わせ先の電話番号もない。○○審査の申請書と報告書には常に苦しめられ続けて苛立つ。複雑怪奇なWebシステムの不備も大きいと思う。

PC相手にいろいろいじくってもラチがあかないので、事務局にメールして来てもらった。そこはかなり親切だ。するとなんと5分程度で終了。あの1時間はなんだったのか?これからは自分ではやりません、お呼びしますのでどうか来てください、とお願いしたらいつでも来ますとのこと。これはありがたい。
 






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