無観客授業2

投稿日時 2020-06-03 15:14:58 | カテゴリ: TOP

ほぼ毎日2コマ収録することでなんと実質10日程度で講義を終えた。満足感に浸っていると、動画を学生が観れるようにupするのでチェックしろいう。観なければよかった。聞き返すと、元来こもった声で滑舌が悪いのに早口なので、なんと言っているのか自分でもわからないではないか。そんな箇所が極めて多い。他の先生は全員zoom収録で良好に聞き取れる。今更zoom形式で再収録もしたくない。最後の講義で学生さんに謝って「聞き取れなかったら電話でもメールでもいいから質問して」と訴えたが、、後の祭り。まあいいたいことはスライドに書いてあるので理解はしてもらえると期待したい。
講義形式のほうがよいと思ったのは途中で板書ができるから。と思ったのだが位置の関係で板書を別に映すことができないことがわかった。モニターは大きなTVなのでこれに透明ビニールシートを貼って水性ペンで書き込むのはどうだろう?もし来年もあるならトライしたい。本当はスライド画面にappleペンで手書きをするつもりでiPadを用意したのだが、メモリが足りないのか止まってばかりで使いものにならなかった。ビニールシートは画期的なアイデアだと思うのだが。
録画なら講師と学生の対話形式にしてはどうだろうか?高校講座などでも生徒役が質問することでわかりにくいところを懇切に教えてくれる。一方的にパワポを見せて喋っているよりずっといいような気がする。これも来年やる機会があればだが。

巨人軍218人が抗体検査をして4名がIgG陽性だったという
。うち2人はPCRで「微陽性」ということだが、これはウイルスの死骸かもしれずIgG陽性なら無視していいと思うが、練習試合は中止になったという。4/218なので2%くらいが過去に感染したことになる。プロ野球界では相当に厳しく感染制御をしていはずで都内ではもっと感染経験者は多いのではないだろうか。児玉先生の検査では都内で500名中3名0.6%が陽性だったがこの差は検査キットの感度か特異性のせいだろうか。いずれにしても無症状の感染者が極めて多いということで、毎日PCRで何人陽性と報告するのもいいが、そのうち何人が軽症で何人が重症かを明確にしたほうがいいのでは。必要なのは軽症無症状な人を縛ることではなく重症になりそうな人を見つけて防護することで、そちらの方が効率的で経済的損失も少ないと思うのだが。

スウェーデンの小児研究では感染拡大におよぼす子供の寄与は大きくなく、学校を再開しても高齢者の死亡数は増えないと報告されている。日本の小児科学会も「学校や保育施設の閉鎖は流行防止効果に乏しく逆に医療従事者などが休まなければいけなくなり死亡率を上げる可能性がある」としている。大阪市は学校でフェースシールドを着けさせる方針を発表して「かえって危ない」と批判されている。あつものに懲りてなますを吹く、とはこのことだろう。どうしてこうもevidenceに基づかない「思いつき」が横行するのだろうか。
京都大学の藤井先生という方も「8割自粛は必要なかった」というようなこと主張されている。このかたも同じ意見のようだ。そもそも感染していない人たちを無理に隔てることに意味があるのか?という疑問はごく自然なことだ。マイカーの中でマスクをしている人は何を恐れているんだろう?もし不安なら生徒や学生には熱を測るだけでなく全員に定期的に簡易抗原検査をすればいい。東京では連日夜の街を中心に20名を超える感染陽性者が出ているそうだが、逆に言えば学校や普通の生活を送っている人たちはかなり感染防御が徹底しているということでは。PCR検査を拡充しようというのは、陽性だった人に「他にうつさないような自粛を徹底してもらう」ためなのではないか。都は夜の街の従業員に定期的に検査を受けてもらうという。これこそ実効性のある施策だろう。

6/16 厚労働省の抗体検査では東京都0.1%、大阪で0.17%だそうだ。どのキットを使ったのか不明。ELISAなのか簡易キットなのかでも感度は相当違うだろうが、やはりそんなものか?しかし巨人軍の4/200より相当少ない。日本、いやアジアでは欧米に比べるとなぜ感染者数自体が少ないのか?謎は謎のままか。






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