ワクチンは安全で多くの人の命を守るために必須

投稿日時 2021-01-23 19:12:44 | カテゴリ: TOP

 イスラエル人口は少ないが感染者数、死者数共に日本に近い。そのイスラエル は世界でも最も早く、かつ多くの国民がワクチン摂取を行なっている。その効果が出始めていると言う。ワクチンはこの過酷な状況を打開する最後の希望だ。この前本庶先生も参加したオンライン講演会で、臨床現場で戦っておられる先生が「今過酷な状況でも頑張っていられるのはワクチンが行き渡ってこの苦しさから解放される日が来ることを信じているから」と言われたのが印象的だった。
そうだと思う。ワクチンが日本だけでなく世界の希望のはず。ワクチンは打ては自分だけではなく他の人も守ってくれる可能性が高い。それは歴史が証明している。

電車の中吊り広告を見ているとマスコミは人の不安につけ込んでニュースを売ることが仕事なのだとつくづく思う。アメリカでは190万人のうちアレルギー反応は21人だが全員回復したというモデルナはもっと少ない。それでもアナフィラキシーを大袈裟に伝えて「こんな危険なものはない」と煽る。もしそれで多くの人が忌避しこの厳しい状況が長期化し多くの人々が困窮し命を落とすことなど一考だにしない。いやそうなった方がニュースは増える。「ワクチンこんなに危険」と言っている同じ番組で「こんだけ苦しんでいる人がいる」というのを平気で報道する。どちらもニュース価値は高い。先のサイトでは「歪んだ社会正義」と言っている。ワクチンは99.9%の人には何の健康上の問題はなく、ニュースを見ているかぎりリスクのある人をきちんとフォローすれば問題なくワクチンだけで死亡することはない。高齢者やアレルギーの既往症のある人は注意すべきだろうがこれはコロナに限ったことではなく全てのワクチンに必要なこと。

 我々免疫学者は非論理的な悲観論を展開すべきではない。自分は打たないけど皆を助けるためにあなたは打てと言うのは無責任では。影響力のある方はぜひワクチン接種がスムーズに進む様に発言して欲しいものだ。英国の小野先生はワクチンも副作用は把握できるしアップデートするので変異株にも有効と言われる。今日の情熱大陸で出てきた先生たちもワクチンが希望と言われる。「ワクチンがゲームチェンジャーになる。煽り記事を信じないように」と。しかし行政は今から遅延の責任を押し付け合っているらしいので暗い気持ちになるが。案の定、日程提示も見送りになった。PCRの遅延の責任は曖昧なのまま。ワクチンも何処かで目詰まりする可能性が高いだろう。マスコミはむしろ「今年後半、欧米ではワクチンが行き渡って経済も人々の交流も回復、一方で日本はそれに遅れて長期低迷に落ちるかもしれない」と煽ってみてはどうか?そのほうがよほど建設的なのではないか。

ワクチンには常に反対する人々がいる。デマも多い。昔「ワクチンが原因で自閉症が起きる」とする論文が世界的権威のLancetという雑誌に掲載された。結局は捏造で著者も医師免許を剥奪されたそうだが、今なお信奉者がいる。心理的な副作用を非科学的とは言わないが本来の免疫学的副作用とは区別すべきである。なぜ陰謀論やフェイクニュースの類が絶えないのかこちらで詳しく考察されている

 「ワクチン予防効果なし」こちらはフェイクニュースです。さすがに新潮社は取り下げた模様。この記事の先生が言われていることの方が正しい。
 






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