交差免疫の解説

投稿日時 2021-02-04 18:17:21 | カテゴリ: TOP

 COVID-19の交差免疫についての解説が「EBM Library特設サイト」(ライフサイエンス出版)で公開されました。ファクターYは『交差免疫』なのか?!
他にもこちらのCOVID-19超解説はわかりやすい記事が掲載されているのでぜひご一読を。

交差免疫とは関係ないが東京の抗体保有率は0.91%だそうだ。これまでのPCR陽性者は累計99000人ほどなので人口1100万とするとほぼ0.9%で一致する。PCR検査が少ないとあれほど極評されながらも実際には感染者のほぼすべてをカバーしていたことになる。ほんとか?計算間違いしてないよな。

一方のインド
(右上図)デリーでは56%もの抗体保有率ですでに収束に向かっている模様。こちらも多くの犠牲を出しつつも自然に集団免疫を得つつある点はすごい。


イスラエルのワクチンの続報
60代以上で2回のワクチン接種を終えた約75万人のうち、検査で陽性となったのは0.07%に当たる531人だったそうだ。この数字は意外と多いような気がする。一方で2回目のワクチン接種後1週間以上たってから新型ウイルスに感染したのは0.03%。同時期のワクチンを受けていない人は0.9%の感染率だったそうなので有効率は1-0.03/0.9=96%なのだろう(最近ボケていて計算に自信がない)。60歳以上だと有効性が倍近く劣る(0.07% vs 0.03%)のはやはり免疫系の老化のせいだろうか。ぜひ年齢ごとに有効性や免疫記憶の維持具合を検証してほしいものだ。

イギリスはロックダウンとワクチンのせいか急速に感染が縮小している(右図)。いち早く収束するか?

EUからのワクチンの供給が遅れるかもしれないとの報道。ワクチン後進国に転落とまでこき下ろされている。世界が交流を回復した時に日本だけが取り残されると危機感を煽っている。こういう煽りはいいと思う。政府は日本での生産拠点を提供するくらいしてもいいのではないか。

ファイザーのワクチンが特例承認が了承されたという。マスコミは相変わらず「日本人での効果は不明」とか「副反応の4割が深刻(副反応の頻度も示さず)」などネガティブキャンペーンにいとまが無いところもある。一方で「ワクチンに期待82%」もひっそり掲示されている。マスコミはこの多くの人々が苦しむ状況が続いて欲しいのだろうか。日本人は皆がやっていると右へならいで打ち出す、しかも入荷数が未定となると先を争って接種するだろう、という予想もあった。

イスラエルの続報。国民の半分がすでに初回、ないし2回目のワクチン接種を終えているそうだ。それでも急速にPCR陽性率が顕著に下がり出したのは右図のように1週間前くらいから。国民の大半が打っても完全収束に向かうには一月以上かかるということか。ただ特に朗報なのはワクチンを打って感染した人はほとんどが軽症なことと、他人にうつす可能性も低下していること。ワクチンは自分を守るだけでなく周囲の人たちも守ることになる。

NHKはニュースで「接種は最後は自分で判断して」などと馬鹿げたことを言っていた。知識や情報のない人に自分で判断してというのはどういうつもりなのだろうか。結局は「周りがやらないから自分も」ということになる(逆もありだが)。まあこれまでNHKも散々子宮頸がんワクチンの心理的?後遺症をとりあげ不安を煽ってきたので急に方向転換もできないのかもしれない。今日のニュースでは接種を希望する人はまだ7割だという。報道機関は海外の情報も正確に伝えて、接種は決して危険ではなく本当に収束させる今唯一の手段で、かつ自分も他人も守る本当に大切なことだと訴えるべき。「自分で判断して」などと付け加える必要があるとは思えない。やはり悲惨な状況が続いてくれないと報道機関は困るのだろうか。






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