インドではなぜ感染が爆発的に増えているのか?

投稿日時 2021-04-29 22:30:48 | カテゴリ: TOP

 東京は今日1000人を超えたようで、ほぼ掛け声だけの緊急事態宣言の効果はもうないのかもしれない。関西では英国株が増えており同じことが東京でも起こっているのだろうか。ただ英国株はワクチンで抑え込むことは可能。
それにしてももっとすごいのはインドである。Natureに記事が出ている。1日30万人を超える感染者が出ておりその数はまさにうなぎのぼり(指数関数的)だ。この事態に科学者が困惑しているという。実はインドでは1月にはもう人口の50%が感染して抗体を持っており、間も無く収束するだろうとさえ言われていたのだ。当然再度の感染拡大の理由を探ろうとしているのだが、科学雑誌なのになんとも歯切れが悪い。現在はB1.617株というのが主流でE484QとL452Rの2重変異を特徴とするが実際にはもっと変異が入っているという。関西で主流なのはN501Yの英国型仙台で主流なのはE484K型。いろいろあってわかりにくいが要するに感染性が上がっているということ。インドでの爆発的な感染は変異株のせいだと一般には考えられていた。ところがNatureの記事ではまだ確実なことはわからないという。変異のせいかもしれないが、冬に「インドは集団免疫を獲得した」という安心感が広がってここ数ヶ月、集会や結婚式など大勢の人々が普通に集まるようになった「気の緩み」が原因とする識者もいるそうだ。接種率10%程度なのにワクチンが届いたことでまだ打っていない人まで安心してしまったということか。イギリスやイスラエルをみていると本当に60%以上ワクチンを打つしか打開策はないのかもしれない。日本でもおおよそワクチン確保の目処はたったそうなのであとはいかに早く接種を進めるか、なのだろう。

アメリカではワクチン2回接種したのに7000人が感染したとかでニュースになっている。実際は8700万人のうちの0.008%ということで、効果は99%を超えるかもしれない(打たなかった人と比較しないと正確なところはわからないが)。臨床試験の95%よりも実際ははるかに効果が高かったということになる。これは悪意のある報道と取られられてもしかたない。
こちらの記事ではインドの第二波の原因は「完全に油断」だという。二重変異株の割合が必ずしも高くない地域でも流行しており、またワクチンに抵抗性という実験結果は得られていないそうだ。

それにしても「ワクチンだけにこれしか打つ手がない」。
 






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