免疫サマースクール@阪大

投稿日時 2022-08-23 21:49:43 | カテゴリ: TOP

22日から大阪大学で行われる免疫サマースクールに参加している。何年かぶりである。12月の熊本での学術集会の宣伝が第一の目的のつもりだった。しかし阪大の学食に行って気が変わった。これまで不適切なコロナ対応は若者を苦しめ国力を削ぐものだと考えてきた。それを少しでも変えるべく訴えることがへそまがりの老人の役目と思ってきた。しかしこの食堂の養鶏場のようなパーテッションを見て、少し考えを変えた。学生たちは「俺たちはニワトリではない!」となぜ怒らないだろうか?なぜ日本の若者は野外でもマスクを外さずこうも従順なのだろうか?感染防止効果と健全な学生生活や人間的な成長を阻まれる損失を比較したら失うものの方が多いのではないだろうか。苛立ちを覚えた。それで講演ではつい「コロナ対応の不都合な真実」「ワクチンは感染しないと本来の意義がない」という自説(というか皆が知らない事実)を披露した。昔の学生運動のことを思い出した。時代を変えるのはいつも若者の現状に対する「怒り」だった。君らは77兆円のツケを払わされることに何の疑問もないのか。対峙すべき老人が鼓舞しないといけない時点で終わっているとも言えるが。。。

4日間のスクールが終わった。学生さんらと濃密な時間を過ごせた気がする。12月の集会ではフルで若い人たちと交流できるといいが。帰国時のPCR検査はなくなりそうなのでハワイの国際学会には行けるだろうし、海外からの講演者も来やすいかもしれない。

スクールの初日は皆硬くてぎこちなかったが、最終日の「太陽の塔」への遠足ではLINE交換したり写真撮ったりと皆若者らしい交流をやっていた。「今の若者は従順すぎる」と檄を飛ばしたが、古代エジプトから続く「今の若いもんは」という年寄りの繰り言と思って無視してくれたらいい。代表のM先生が帰り際にスクール生たちから便箋10枚の手書きのメッセージ集をもらって感涙に咽せいだそうだ。「なにかあったらどうすんだ症候群」だらけの学校関係者や今更部活中止を命令するトンデモの島根県知事からはひんしゅくを買いそうだが、そんな抵抗勢力にも屈せずに立派にやりきったM先生とスタッフの皆さんに心から祝意を表し感謝したい。これからの主役は君たちだ。老耄抵抗勢力に負けるな!

久しぶりに予言を。9月に入ったら東京都の感染者数は急速に減るだろう。発熱相談の件数から想像できる。海外では6割以上がすでに感染しており集団免疫状態が確立しつつある。いつこの愚かな狂騒劇をやめるのか?日本も抗体検査で一定の割合が感染していることがわかったら終わりにすべき。特に若者が広くユニバーサル抗体を持てば自然と終息し高齢者にもいかなくなるだろう。不思議なことに予言を外しまくるAIも(自称)専門家も「集団免疫の成立による自然衰退」を考慮する頭はないようだ。誰が考えても世界一の感染状況=集団免疫の成立近し、でしょ。そこをあからさまに言うと、いろいろと不都合があるということだろう。しかし政府は第7波では頑なに行動制限を出さなかった。きっと中枢には物事が見えている人物がいるのだと思いたい。

「小中高すべての学校で直ちにマスクも規制もすべてやめよ!ついでに大学も3年前に戻せ!」というのが(自称)専門家(=預言者)の主張。単に子供や若者の成長過程や青春を守る、ということだけではない。これが本当にこの愚かな騒ぎを終わらせる最も効果的で迅速な方法なのだ。その仕組みはこれまで散々述べてきたが、海外を見ればまっとうな方法であることは明らか。理屈のわかっている人も多いと思うが口に出せない。今後感染者数は激減すると思われるがマスク生活から抜け出せるかは若い人達の意思にかかっているのかもしれない。

こういうことを書くと「東京都では感染した10歳未満の女児が死亡した。もっと多くの子供や若者が死亡したり後遺症に悩まされたらどうすんだ」と反論する輩が必ず現れる。感染による若者の死亡はインフルでもあるし、20歳未満ではインフルのほうが実は死亡リスクははるかに高い(奈良県立医大)。子供の交通事故死数は確実にコロナより多いが、それではこの社会から車をなくせとはならないだろう。一人一人の命の尊さは十分理解できるが、社会生活はリスクとベネフィットを測って成り立っているはず。稀な事象を起こさないために、例えば日本のコロナ対応で増えたと試算される8000人の自殺者を容認すべきなのか?子供の海での事故は毎年必ずあるが、では全ての海水浴場は閉鎖すべきなのか?しっかり全体に目配りして考えて判断すべきであろう。
上記奈良県立医大の調査資料は以下のように結ばれている。
69 歳以下においてはオミクロン株流行期のCOVID-19の年間死亡者数が、COVID-19流行前のインフルエンザの年間死亡者数と比べて多かったとは想定し難いと考えられます。この結果は、高齢者に優先づけた感染対策が重要となることを示唆します。
預言者が2年前から言っていることが数字で支持された。ようやく時代が預言者に追いついてきたか。

なぜかこのページよく読まれているので念のためにひとこと。このブログに書いていることは私個人の意見で慶應義塾大学や免疫学会とは何の関係もありません。






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