武藤君らのTRAF6ノックアウトの論文がPlos-Oneにaccept

投稿日時 2013-08-06 16:14:41 | カテゴリ: TOP

TRAF6 is essential for maintenance of regulatory T cells that suppress Th2 type autoimmunity

この論文はTreg特異的にTRAF6を欠損させるとTh2タイプの自己免疫を発症することを発見したもので、fate-mappingマウスまで用いてTregでTRAF6のシグナルがFoxp3の安定性に重要な役割を果たすことを示した。TregでTRAF6を欠損させると自己抗体の産生やIgE産生があがってSLEやアトピーのような複雑な症状を示す。Tregは不安定となりRagに移入するとexFoxp3(TregからFoxp3の発現を失った細胞)が増える。Reviseでは統計処理のことも言われて移入実験を再度やり直したために3ヶ月という長い時間がかかったが、fate-mappingマウスを使うことで内容的にはかなり精度があがったと思う。炎症がひどくなるほどexFoxp3が増えることも確認できた。しかしexFoxp3は原因か結果かは実はまだよくわからない。またなぜTregが不安定になるとTh2優位なのかという根本的な謎も今後に残された課題だ。ともかくも武藤君、小谷君、落ち武者の近藤君の頑張りを褒めてあげたい。(落ち武者ネタは朝ドラみてるひとだけわかる)めでたいことだ。






慶應大学 吉村研究室にて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://new2.immunoreg.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
http://new2.immunoreg.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=73