08年5月に帰国!
吉村先生、小林先生
ボストンに留学中の大石です。いかがお過ごしでしょうか?研
究室の移動等で大変お忙しいことと存じます。
留学して3年になりますが、5月末に帰国することになりまし
た。とりあえずは百道浜の九州医療センターの整形外科リウマ
チ部門で臨床の修練をする予定です。この病院は小さな研究ス
ペースも備えており、私のポジションは臨床および研究をする
ことを期待されているものだと聞いております。大学院時代に
学ばせて頂きました免疫と破骨細胞の知識及びこの3年間の留
学で学んだことが生かせる職場ではないかと考えております。
こちらでは吉村先生が来られたときに紹介させて頂きましたが
、間葉系幹細胞の研究を主にしておりました。苦戦を強いられ
ながらも何とか耐え、あと1つの実験が成功すれば論文になる
ところまで来ました。この1つを除いたデータでとりあえずは
論文の形を作っているところであります。ボスはマウスを日本
に持ち帰って、仕上げるようにするばいいと言ってくれており
ます。あともう一つのプロジェクトをやっておりましたがこち
らは論文を書いた状態で、共同研究者のデータ待ちという状況
です。(在米中にアクセプトされてから帰国したかったのです
が、やはり簡単ではありませんでした。)自分のこの2つのプ
ロジェクト以外にも血液学のラボとのコラボで血液幹細胞ニッ
チの研究に携わることもできました。従いまして、自分として
は今回の留学で新しいことをいろいろと学べましたので非常に
満足しております。この留学も先生方のご指導のおかげで実現
したものであり、感謝の気持ちを忘れることはありません。帰
国後もどうぞよろしくお願い致します。学会等で上京した際は
ラボを訪問させていただくのを楽しみにしております!
大石正信
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